東京オリンピック・パラリンピックの選手村で使われた飫肥杉が、宮崎県日南市の小中一貫校に贈られました。
10日は、日南市の北郷小中学校に飫肥林業振興対策協議会の福岡浩一副会長らが訪れ、飫肥杉の記念オブジェを生徒の代表に贈りました。
この飫肥杉は、日南市北郷町で生産され、東京オリンピック・パラリンピックの選手村で使われていたもので、今回、地元の木材がオリンピックで活用されていたことを後世に伝えてもらおうと贈呈されました。
(児童)
「飫肥杉が選手たちの力になったと思うとうれしい」
(生徒)
「東京オリンピックで使われた飫肥杉を見てすごいと思い、地元の誇りだと思いました」
この飫肥杉のオブジェは、今後、日南市内のすべての小中学校に贈られることになっています。