宮崎県新富町では、「新仔ウナギ」と呼ばれる若いウナギの出荷がきょうから始まりました。
「新仔ウナギ」は、いけすで養殖を始めてから1年未満のウナギのことで、身がやわらかく、くせが少ないのが特徴です。
新富町の養鰻場では、今シーズンの出荷が7日から始まり、体長40センチから45センチほどに成長した新仔ウナギ、およそ31万匹が、かごにいれられたあとトラックの荷台に積み込まれていきました。
(新富水産・現場長 小野貴弘さん)
「(新仔ウナギは)やわらかくて、小骨も少ないうなぎとなっておりますので、子どもさんからご年配の方まで安心して食べていただけると思います」
去年、県内のウナギ生産量は、3500トン余りで全国3位となっていて、県養鰻漁業協同組合では、今年も、去年並みの出荷を見込んでいます。