宮崎県内の、生活保護受給世帯の子どもの高校進学率が昨年度、9割を切ったことが県の調査でわかりました。
これは、4日に開かれた県の「子どもの貧困対策推進本部会議」で報告されたものです。
県の調査によりますと、県内の生活保護受給世帯の子どもの高校進学率は、昨年度、87.4%と、前の年度から3.9ポイント下がり、目標値の94%を大きく下回りました。
高校進学率が低下した要因は県が調査中です。
また、高校中退率も前の年度から4.1ポイント上昇しています。
協議会では、このほか、子ども食堂の設置数が7年間で10倍に増えたことなどが報告されました。