土地の評価額の基準となる今年の路線価が全国一斉に発表されました。
宮崎県内の平均変動率は、31年連続で下落しています。
路線価は相続税や贈与税を算定する際の基準となる土地の価格で、県内では県内2368か所の標準宅地を対象に調査が行われました。
それによりますと、前の年より上昇した地点が113か所、横ばいが1995か所、下落が231か所となっています。
また、平均変動率はマイナス0.2%で、マイナス0.4%だった去年より下落幅は縮小したものの、31年連続の下落となりました。
県内で最も高かったのは、宮崎市橘通西3丁目の「橘通り」で、1平方メートルあたり23万円と9年連続で同じ価格でした。
県内の地価について、不動産鑑定士は、「宮崎駅周辺では、施設の開業などが相次ぎ、動向を注視する必要がある」としています。