宮崎県内を発着する高速バスの昨年度の利用者数が、コロナ前の2019年度に比べてほぼ半減していることが分かりました。
これは、29日、県庁で開かれた公共交通機関の現状や課題について話し合う「県地域公共交通協議会」で県から示されたものです。
それによりますと、県内を発着する高速バスの昨年度の利用者はおよそ50万人と、新型コロナが流行する前の2019年度に比べて52.8%になったということです。
また、2018年度は11路線あった高速バスのうち現在は、6路線が、運行終了または休止していることが報告されました。
県は、今後も協議会を開催し、利用者減少や運転士不足など4つの課題に対して取り組む「県地域公共交通計画」を今年度中に定めることにしています。