宮崎県の6月定例県議会は、26日、最終日を迎え、一般会計補正予算案や、新しい副知事の人事案などを可決し、閉会しました。
26日の本会議では、各常任委員会の委員長から議案の審査結果が報告されたあと採決があり、総額およそ280億円の一般会計補正予算案など25の議案が可決されました。
予算案には、主な新規事業として、保育所などで使うおむつの定額利用料を助成している市町村に対し補助金を支給する全国初となる事業に3200万円などが盛り込まれています。
また、永山寛理副知事の後任に、国土交通省国土政策局総務課長の佐藤弘之氏(55歳)を選任する人事案も可決され、7月11日付けで就任することになりました。
26日は永山副知事が次のようにあいさつしました。
(宮崎県 永山寛理副知事)
「この3年間、あっという間だったという思いと、濃密な時間を共有させていただいたという思いが交錯しています。これからどこにいましょうとも宮崎の熱烈応援団として、宮崎の発展のためにお役立てさせていただくことをお誓い申し上げます」
このほか、畜産の経営安定や飼料自給率の向上などに関する5つの意見書が議員発議で提出され、いずれも可決されました。