宮崎県高校総体7日目。カヌー競技は、今年もハイレベルな戦いが繰り広げられました。

(菊地由希子リポーター)
「熱戦が予想されるカヌーの決勝戦。インターハイ出場をかけて頂点を目指します」

カヌー競技には、宮崎大宮と宮崎工業、それに、宮崎商業が出場。

まずは、男子カナディアンシングル。

注目は世界ジュニア代表に選ばれている宮崎工業の亀長と西です。

レースは2人を中心に展開と思われましたが、6レーンを走る宮崎大宮の宇田津がトップに出ると、そのまま、フィニッシュ。
この種目、初のインターハイ出場を決めました。

(宮崎大宮 宇田津 蓮 選手・3年)
「3年間の全てを出し切ったっていう感じで、こみ上げてくるものがありました。インターハイ出場を勝ち取ったからには、絶対日本一になります。」

その後、宮崎工業の亀長と西は、カナディアンペアに登場。
シングルでの悔しさを胸に臨んだ2人は、序盤から2位に圧倒的な差をつけ、そのままゴールしました。

(宮崎工業 亀長・西ペア)
「今まで自分たちがやってきたことを信じて、西のことを自分は信頼しているので、試合が始まったと同時に、集して、あまり緊張することなく、いつもの自分たちらしい漕ぎができた」

また、女子カナディアンシングルは世界ジュニア代表の3人によるハイレベルな争いを宮崎商業・松葉が制しました。

(宮崎商業 松葉優乃選手・3年)
「すごく緊張したんですけど、とりあえず『出し切るぞ』という気持ちで出し切れたのでよかったです。」

このほか、男子カナディアンフォアでは、宮崎工業と宮崎大宮がゴール手前で一騎打ちに。
わずか0.32秒の差で、宮崎工業が勝ちました。

(宮崎工業・男子カナディアンフォアメンバー)
「今までやってきたことを信じて、フォアの仲間たちを信じて、最後は自分の力を振り絞って最後まで漕ぎきった」

(大田愛理リポーター)
「全員でボールを繋いで、目指すは頂点!バレーボール男女の決勝戦がまもなく始まります」

都城市で行われたバレーボール決勝。
このうち、男子は都城工業と日南振徳が対戦しました。

先に流れをつかんだのは都城工業。
齋藤を中心にスパイクやブロックで点を重ね、第1セットを奪います。

しかし、続く第2セットでは日南振徳が反撃。
松下の連続サービスエースなどで一気に流れを引き寄せた日南振徳が、25対12でこのセットを奪います。

勢いに乗る日南振徳は第3セットも奪うと迎えた第4セット。都城工業が必死に食らいつきますが、日南振徳の勢いを止められません。

試合は日南振徳が、セットカウント3対1で都城工業に勝ち、2年ぶり2回目の優勝を果たしました。

(日南振徳 森田 慶 主将・3年)
「去年は準決勝で負けていて本当に悔しくて、きょう、このために頑張ってきた。自分たちはサーブが持ち味なのでそこを生かして日本一を目指したい」

(都城工業 齋藤 友選手・3年)
「勝ちたかった。バレー部みんなと一緒にいると話していてものすごく楽しくて、厳しい練習も耐えてこれた」