山の急な斜面 1本60mのホースを手作業で運ぶ
今月、再び水源地を訪れると貯水タンクやホースが復旧されていました。

作業にあたったのは、長年、棚田を守り続けてきた住民たちです。
(椎葉村農林振興課 松岡哲寛さん)
「こういった形でホースを一本ずつですね、3人から4人で持って、一本が60メートルくらいありますので、そちらのホースをみんなで、こういった険しい場所にホースを通して、そして、もとあった、被災していないホースまで繋げるという作業をしていただきました」



住民たちはこの場所へ何度も足を運び、山の急な斜面で、ホースを手作業で運びました。
(椎葉村農林振興課 松岡哲寛さん)
「自分たちの先輩方が棚田を守る地域を守るっていう事に対して、努力される、熱い方が多いっていうのには、すごく、誇りを持ちますし、このように水が来る状態にできたっていうのは、やはり地域の人の力たまものじゃないかなと思います」

