宮崎県椎葉村の「仙人の棚田」、去年の台風14号の影響で、稲作に必要な水が途絶えるという深刻な被害を受けました。
その棚田で、今年も無事、田植えが始まりました。力を合わせて苦難を乗り越えてきた住民たちの思いを取材しました。
椎葉のマチュピチュ
椎葉村下松尾地区の「仙人の棚田」。
農林水産省の棚田遺産に認定されていて、「椎葉のマチュピチュ」とも呼ばれています。

その棚田で、田植えのシーズンを迎えました。
農家にとって、今年は、特別な思いを持っての田植えとなっています。
(農家 松岡のり子さん)
「よかったですよ。もう。もしかしたらできんかもしれないと思ってたから。でもまあなんとか、できてよかったです。本当に」


棚田では、田植えの直前まで、稲作に必要な水が途絶えていたのです。