宮崎県高校総体がいよいよ24日開幕します。
レスリングの団体戦は7人制なのですが、都城西高校レスリング部は、6人の部員で初優勝を目指しています。

今年3月には初の全国選抜大会出場

都城西高校レスリング部。
部員のみでの練習に加え、大学生、そしてジュニアクラブと一緒に、週2回ほど合同で練習しています。

創部6年目となるこのチームを作ったのは、世界選手権への出場経験もある長尾勇気監督です。

(都城西レスリング部 長尾勇気監督)
「元々、都城地区の高校にレスリング部がなくて、子どもたちが色んな高校にちらばったり、県外に流出したりしていたので、誰かがという話はずっとあって」


長尾監督の情熱と愛情あふれる指導でチームはメキメキ力をつけ、今年3月には、初めて全国選抜大会への出場を果たしました。

6人の部員で県高校総体に臨む都城西。

しかし、初優勝を目指す団体戦は7人制のため、1人足りません。

そのため、都城西は、最初から1敗というハンデを背負って試合に臨むことになります。

相手より先に攻める 51キロ級・石山竜成選手

そんなチームをけん引するのが、全国選抜大会の個人戦でいずれも3位に入賞した3人。

まずは、最軽量、51キロ級の石山竜成選手。相手より先に攻めだす積極的な姿勢が持ち味です。


石山選手は、練習で階級が近い長尾監督と組むこともよくあるそうで・・・

(都城西レスリング部 51キロ級・石山竜成選手・3年)
「やっぱり強いです…結構長年戦っているが、なかなか勝てない。長尾監督は気持ちが強いので、(自分も)もっと気持ちを強くして試合に挑みたい」