身近な川をきれいにして、ふるさとの自然を大切にする意識を持ってもらおうと、宮崎市の大淀川流域で市民によるボランティア清掃が行われました。

これは、民間企業や団体などで作る大淀川クリーンアップ実行委員会が毎年実施しているものです。

25日は、県内の大淀川流域で一斉に清掃活動が行われ、このうち、宮崎市の大淀川河川敷では、市民らおよそ740人がタバコの吸い殻や紙くずなどを拾い集めました。

(参加者)「普通に歩いていたら気づかなさそうなゴミがあって、びっくりした」「気分がよかった。またやりたいと思った」

(大淀川流域ネットワーク・池辺美紀 代表理事)「ふだん私たちは、車の中から川を見ているが、改めて川を歩いて、ゴミ拾いをすることによって、川をしっかり見つめてもらおうという気持ちでやっている」

主催者は、今後もこうした活動を通して環境保全や自然保護に取り組んでいきたいとしています。