自分の共有の土地を持ってること自体も知らない、忘れている
倒壊寸前とも思えるこの商店街。なぜ、建て替えができないのでしょうか?
(稲口商店 稲口文男さん)
「そこから入ったところが共同名義の土地で、ここに20か22人かな名義人がおるんで、その人たちはもうここに自分の共有の土地を持ってること自体も知らない、忘れてるんじゃないかな。ましてや、子どもお孫さんはわからないですよね」


所有者80人のうち約20人が所在不明
商店街は、1つの建物に複数の店が入る長屋となっていて、所有者はおよそ80人。
宮崎市によると、このうちおよそ20人が所在不明になっていて、建て替えができないといいます。


(稲口商店 稲口文男さん)
「建て替えの話があるときに、(市場が)合併して準備にかかったんですけど、結果的には建て替えできなかったですね」
(下川祥子記者)
「そのまま建て替えられずに、今、ある?」
(稲口商店 稲口文男さん)
「そういうことですよね」
