宮崎県日南市の道の駅 酒谷では、名物の「草だんご」に使うヨモギの仕込みがピークを迎えています。

道の駅 酒谷で販売している「草だんご」。年間20万個以上売れる道の駅の名物です。

道の駅の加工場では現在、「草だんご」に練りこむヨモギの仕込み作業がピークを迎えていて、地区住民15人が摘み取ってきたヨモギを従業員らが不純物が混じっていないかなど確認しながら窯で湯がいています。

湯がいたヨモギは、ペースト状にしたあと急速冷凍で保存。この方法だと香りが良く、色も鮮やかになるということです。

(道の駅 酒谷・加工場リーダー 田中洋子さん)
「この時期にとれた貴重なヨモギを使った草だんごを皆さんに楽しんでいただけたらと思います」

ヨモギの仕込み作業は1年分に当たるおよそ1.3トンを加工する予定で、来週いっぱいまで続くということです。