国土交通省は、宮崎市北部の国道10号住吉道路について事業化を決定しました。
住吉道路の整備によって、交通渋滞の緩和などが期待されます。
事業化が決まったのは、佐土原バイパスと宮崎北バイパスに挟まれた国道10号住吉道路で、宮崎市佐土原町下那珂から新名爪までの6.4キロが、4車線で整備される予定です。
総事業費は490億円です。
現在の国道10号は慢性的な渋滞が発生し、救急車両の通行や通勤・通学への影響が大きいことから宮崎市と沿線住民などが事業化を要望していました。
事業化の決定を受け、宮崎市の清山市長は「整備されることで、渋滞の解消や交通事故の減少はもちろん、救急医療や防災面でも安全安心な市民生活が確保され、地域経済への様々な好影響が期待される」とコメントしています。