去年の台風14号で崩落し、全面通行止めになっている宮崎県諸塚村の国道327号について、国土交通省延岡河川国道事務所は、4月28日から、片側交互通行が可能になると発表しました。
諸塚村七ツ山の国道327号は、去年9月の台風14号により長さ33メートル、高さおよそ60メートルにわたって崩落。
応急復旧工事を県に代わって国が「権限代行」により進めています。
延岡河川国道事務所によりますと、現場では仮設の橋の設置が完了し、4月28日午後1時から片側交互通行が可能になるということです。
これにより、被災前と同じ程度の時間で日向市から椎葉村の往来ができるようになります。
また、全面復旧については、まだ、めどが立っていないということです。