「洋服の大量廃棄を少しでも食い止めたい」制服のリユースショップ
制服リユースの動きは民間企業でも・・・
(リユース学生服SHOPつぐつぐ 本村里枝さん)
「販売できる状態の制服が150着ぐらいあります」

こちらは、宮崎市に本店を構える田中書店が来月オープンさせる制服のリユースショップ。
不要になった小学校から高校までの制服や体操服を譲り受け、すぐに着用できる状態までメンテナンスし、正規の値段の半額ほどで販売する予定です。


まだ正式にオープンしていないにもかかわらず、私立中学・高校の合格発表があったこともあって、既に多くの問い合わせが来ています。
「日章学園女子ブレザーLサイズはありますでしょうか」
「宮崎学園なんですが、在庫ございますでしょうか」


こちらが制服のリユースショップを始めようと思ったのは、日本で年間50万トン以上と推計される洋服の大量廃棄を少しでも食い止めたいという思いです。
(リユース学生服SHOPつぐつぐ本村里枝さん)
「(洋服の大量廃棄が)地球環境を汚染している感じになっていますので、そういった環境問題のことも考えてゴミを減らす、リユースしたりしていければいいかなと思っています」

また、責任者の本村さんは、自身も高校1年生と中学2年生の子どもを持つ母親として、こんな思いも・・・
(リユース学生服SHOPつぐつぐ 本村里枝さん)
「最近はコロナで学校行事も少なくなったり、お母さんたちとの話す機会も少なくなっているので、こういった制服リユースショップに来ていただいたりしていろいろ話す機会を増やせたらいいなと思っています」
大切に着た制服をまた誰かに
大切に着た制服をまた誰かに着てほしい。
そんな思いから始まる制服リユースは、生活支援や環境問題の解決、それに地域の交流にもつながっています。

(スタジオ)
制服は名前が入っていることもあって、通常のリサイクルショップでは買い取りできないそうです。
宮崎市社協は制服の持ち込みは受け付けていませんので、譲りたい方はまずは電話で問い合わせてください。
また、田中書店が来月オープンさせる予定の「つぐつぐ」は、インスタグラムのダイレクトメッセージでお問合せください。
※MRTテレビ「Check!」2月14日(火)放送分から