宮崎市で春季キャンプを行う福岡ソフトバンクホークス。3年ぶりの日本一に向け新戦力が加わり、サバイバルキャンプが始まっています。
藤本監督が掲げるテーマは「競争」
(ファン)「選手の皆さんキャンプ頑張ってください」「おう!おう!おーう」
(大田愛理リポーター)
「去年惜しくもリーグ優勝を逃したソフトバンクホークス。王座奪還へ、応援を背に、宮崎から立ち向かおう」


今年で20周年を迎えたソフトバンクの宮崎春季キャンプ。最初の週末にはおよそ1万5000人のファンが詰めかけました。
昨シーズン、オリックスに勝率こそ並んだものの惜しくもリーグ優勝を逃したソフトバンク。
藤本監督が掲げるテーマは「競争」で、今回は、過去10年で最多の44人が参加する「サバイバルキャンプ」となっています。

(福岡ソフトバンクホークス 藤本博史監督)
「まずは怪我なくこの1か月やるということ。そして競争は厳しくなるので。そういう人たちのアピール度というところをしっかり見ていきたい」

投手陣の注目は
エースの千賀滉大投手や元気印の松田宣浩選手がチームを離れたソフトバンクは大型補強を実施。
新戦力のうち、ポスト千賀として期待されるのがメジャーから加入した有原航平投手。
2020年まで6年間プレーした日本ハムでは通算60勝をマークしています。
(福岡ソフトバンクホークス 有原航平投手)
「まっすぐしっかり投げて、力強さを出して、相手を抑えられるというのを見せたい」


また、去年課題となったリーグ最多のフォアボール数改善に向け、過去2度の沢村賞に輝いた斉藤和巳投手コーチが就任。
先発ローテーション争いが激化する中、プロ17年目のベテラン和田毅投手や昨シーズン2桁勝利の東浜巨投手などもブルペンで投球をアピールしました。


