新型コロナウイルスについて、宮崎県は、独自に発令している「医療非常事態宣言」を7日までで終了することを決めました。
8日からは「医療緊急警報」へと警報レベルを1段階引き下げ、引き続き、感染対策を呼びかけることにしています。
7日は、県の新型コロナ対策本部会議が開かれ、現在発令している「医療非常事態宣言」について7日までで終了することを決めました。
理由について、県は、新規感染者数が減少し、病床使用率も30%を下回るなど医療提供体制への負荷が軽減されたためとしています。
8日からは警戒レベルを1段階引き下げ、当面の間、「医療緊急警報」を発令することにしています。
(宮崎県 河野俊嗣知事)
「決して安全宣言ではないということ、引き続き、基本的な感染防止対策については徹底していただく必要がある。人の動きが活発な状況になって、そのあとは必ず感染拡大をまねいてきたところには警戒が必要であると考えている」
県は、「医療緊急警報」の発令に伴い、感染リスクの高い場所への外出・移動を慎重に判断することや大人数・長時間での会食を控えることなど引き続き感染対策を呼びかけています。