今回の熊本地震について、気象庁は「今後、1週間程度は、最大震度7程度の地震に注意する必要がある」としています。
宮崎県内では、どのような点に注意が必要なのか、宮崎公立大学、地域連携・防災研究センターの山下裕亮准教授に聞きました。
熊本県で最大震度7を観測した今回の地震。県内でも各地で強い揺れが観測され、山間部では、落石などが相次ぎました。
熊本県の西部に位置する日奈久断層帯の南側には、もともと「割れ残り」があるとされていて、山下准教授は、今回の地震について、その割れ残りがずれたことで、発生したものとみています。
しかし、「割れ残り」はすべて解消されたわけではないと指摘します。
(宮崎公立大学地域連携・防災研究センター 山下裕亮准教授)
「この南側がまだ(割れ残りとして)残っています。(南側の)八代海区間で次起こるのは順番的には間違いない。(この区間で)地震が起こると、最大でマグニチュード7.5ぐらいになると言われている」
今後、この「八代海区間」のずれにより地震が発生した場合、県内では、特に西部で、大きな揺れが発生するおそれがあると言います。
(宮崎公立大学地域連携・防災研究センター 山下裕亮准教授)
「日奈久断層帯(の八代海区間)で地震が起こったときに想定されているのは、(県内)沿岸部では震度5弱程度。特に近いえびの市では最大で震度6弱だったと思うのですが、我々が少なくとも生きてる間に起こる可能性もあると考えて、準備をしておく必要がある」
地震の多い日向灘を抱える宮崎。
山下准教授は、何度も強い揺れを受けることによる建物のダメージについても警鐘を鳴らします。
(宮崎公立大学地域連携・防災研究センター 山下裕亮准教授)
「建物もダメージが蓄積されていく。(県内は)強い揺れを何回も経験するので、そういった意味では、耐震性の低いお宅は、できるだけ耐震強度を高めてもらうことが大事と思います」







