宮崎県は、県の統計調査に従事している調査員が新型コロナへの感染が判明した後に、調査対象の家を訪問していたと発表しました。
県によりますと、70代の女性の統計調査員が、新型コロナウイルスの濃厚接触者に該当していたにもかかわらず、5日、調査対象となっている6世帯を訪問し、玄関先で調査票の回収を行っていたということです。
女性は、前日にPCR検査を受けていて、5世帯を訪問した後、医療機関から陽性の連絡を受けましたが、その後も1世帯を訪問したということです。
女性は、「調査活動を控えることよりも調査対象世帯との訪問の約束を優先してしまった」と話しているということです。
県は、女性が訪問した6世帯の6人に謝罪し、当面の健康観察をお願いしているということです。