新型コロナウイルス、5日、宮崎県内では過去最多となる4498人の感染が発表されました。
県は会見を開き、医療ひっ迫への強い危機感を示しました。
県内の新規感染者数は4498人と、去年8月18日発表の4113人を上回り、過去最多を更新。
保健所別では、宮崎市保健所管内が1677人、都城保健所管内が840人などとなっています。

直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数は1399.2人で、全国ワースト1位となっています。
また、いずれも基礎疾患のある70代から90代の患者、あわせて4人の死亡が発表されました。

4日の時点で、県内のコロナ病床に入院しているのは過去最多の218人で、重症者は3人、使用率は過去最多となる55.1%となっています。

こうしたなか、県は、5日、会見を開き、医療ひっ迫への強い危機感を示しました。
(宮崎県福祉保健部 重黒木 清 部長)
「救える命が救えなくなる事態に陥ることを防ぐために、県民の皆様にはぜひ共有いただきまして、一人ひとりが最大限の警戒を持って感染防止対策、基本的な対策の徹底を改めてお願いしたいと思う」


また、県は、今週末から成人の日にかけての3連休は、感染に不安がある人は高齢者との接触を控えるなど最大限の警戒をするよう呼びかけています。