政府の補助金によって国内のガソリン価格は値下がり始めましたが、国際的な原油価格の高騰は続いています。
買い物が困難な人たちの生活を支える移動スーパーは、不安を抱えながら営業を続けています。
(延岡支社 田尻怜也記者)
「こちらが移動スーパーなんですが、出発を前に着々と準備が進められています」
門川町のスーパー「サンシールさの」が導入している移動スーパー「とくし丸」。
個人事業主の増田 健さんが、軽トラックに生鮮食品や日用品など1000点以上を積み込み、延岡市、日向市、門川町を回って販売しています。
客のほとんどは、自分で買い物に行くのが難しい高齢者です。
(買い物客)
「助かっています。私たちは(買い物に)行けないから足が悪くて。(Q.移動スーパーがないと困る?)困ります!この人に(増田さんに)いつもありがたく思っていますよ」
増田さんが車を走らせるのは、1日平均でおよそ50キロ。
魚や肉などの品質を保つため、車内には冷蔵庫が備え付けられ、販売を行う午前10時半から午後4時半ごろまではエンジンをかけたまま運行します。
ガソリン代はすべて、増田さんの自己負担です。
(移動スーパーで販売 増田 健さん)
「今月(3月)、きょうまでの分で行ったガソリンスタンドのすべてレシートです。全部で9枚ある。夏場になってくると、さらに量は増える」
中東情勢の緊迫化で先月のガソリン代は、例年よりも4割ほど増加。経営を激しく圧迫しています。
(移動スーパーで販売 増田 健さん)
「お客さんが待ってくれているというところもあるし、やめるという選択肢は今のところないが、ただ、続けるという選択肢も結構限界があるかもしれない」
地域に欠かせない移動スーパー。一日も早い価格の安定が待たれます。







