新党結成のキーワードとなるのが、党名にもある「中道(ちゅうどう)」という言葉です。
この言葉、街では「分からない」という声が多く聞かれました。
専門家に、「中道」の意味と今回の衆院選をどう見ているか聞きました。

(澁谷祐太朗アナウンサー)
「今回、『中道勢力』という言葉がありましたけど、『中道』とか、『右』『左』とか分かります?」

(女性)「分かりません。難しいですよね。孫たちになんて話せばいんだろう」
(女性)「(『中道』の意味は)知りません」
(男性)「『中道』と言うのはよく分からないですね。『右』『左』は分かっているんですけど」

県民が困惑する「中道」という言葉。
行政学が専門で宮崎公立大学の有馬晋作名誉教授はその意味について・・・

(宮崎公立大学 有馬晋作名誉教授)
「政策的に右や左の方はこうあるべきだとか、こうすべきだというような主張をするパターンが多いんですが、(中道は)むしろ穏健派と言いますか、『こうあるべきだ』というよりは『こうあった方がいい』とか、その主張が柔らかくなると。もう一つは現実的な政策をやると。右でも左でもない真ん中をというイメージ」

日本の古き伝統を重んじる右、いわゆる「保守派」と多様性や平等などを求める左、いわゆる「革新派」。
そして、どちらにも属さず、真ん中の立場をとる「中道」。

日本では「保守派」の自民党が長く政権を握っているため、「中道」は身近な存在ではなかったと有馬名誉教授は指摘したうえで、今回の衆院選を次のように分析します。

(宮崎公立大学 有馬晋作名誉教授)
「高市政権が自民党の中でもより保守、より右なので、自民党全体が右に大きく振れた。そこで、国民の中には中道を支持する人たちがやはりいるんじゃないかと。(新党は)そういう支持を集めたいということですので、そういう人たちがどれだけこの宮崎、また日本でいるのか、そして、選挙結果がどうなるかというのが今回の大きな注目点だと思う」

政局が大きく動く中、行われる衆院選。
高市総理は週明けの19日に会見を開き衆議院解散をめぐる自身の考えを説明する方針です。