日向市の養鶏場で高病原性の可能性が高い鳥インフルエンザウイルスが確認され県はニワトリ約4万8000羽の殺処分を行っています。
県によりますと、21日、日向市の養鶏場で「死んだニワトリが増えている」と通報があり、遺伝子検査の結果、高病原性の可能性が高いH5亜型のウイルスが確認されました。これを受け、県は、22日朝からこの養鶏場のニワトリ約4万8000羽の殺処分を始めました。
この養鶏場の半径10キロ以内には、58の養鶏場で約234万羽のニワトリが飼育されていて、県は、制限区域内の4か所に消毒ポイントを設置し、関係車両の消毒を実施しています。
県庁では緊急防疫会議が開かれ、鶏舎専用の長靴の使用や防鳥ネットの確認など改めて防疫対策の徹底が呼びかけられました。
(県農政水産部・林田宏昭畜産局長)「防疫レベルをもう一段階あげて鶏舎内へのウイルスの侵入を確実に防ぐことがこれまで以上に重要になってくる」
県は22日中に殺処分の作業を終えたいとしています。







