宮崎県えびの市は、22歳の男性職員が市民から預かった火葬料などおよそ100万円を着服していたと発表しました。
市は、20日付けで、この男性職員を懲戒免職処分としました。

懲戒免職となったのは、えびの市市民環境課の22歳の男性職員です。

市によりますと、この男性職員は、今年9月8日から今月6日にかけて、市民から預かった火葬料や霊安室の使用料など合わせて42件、およそ100万円を着服したということです。

今月7日、ほかの職員が小林市の葬祭センターへ月ごとの報告を行うための確認をした際、市からセンターへと納める火葬料などに未納額があることが発覚。

これに対し、男性職員は紛失した可能性があると説明しましたが、最終的に着服を認めました。男性職員は、「クレジットカードの未払金や生活費などにあてた」と話しているということです。

市は、20日付けで、男性職員を懲戒免職処分とし、近く刑事告発する方針です。