本州から九州にクマが泳いでやってくるのでは?
野生動物といいますと、全国的にクマの被害が相次いでいます。
九州では絶滅したとされるクマですが、イノシシが泳ぐという例があると「本州から九州にクマが泳いでやってくるのでは?」と考えてしまいますが、いかがでしょうか?
九州の隣、山口県では、クマの目撃情報が相次いでいます。
山口県と福岡県の間にある関門海峡の距離は、600メートルから700メートルですがここをクマが泳いで渡ってくることはないのか専門家に聞きました。
狩猟文化研究所の田口洋美代表は、「関門海峡は海流が早い。また、山口県でクマが生息しているのは中山間地域で、関門海峡がある平野部に生息域が拡大しない限りは、九州に渡ってくる確率は低い」と話しています。
環境の変化に伴って野生動物の生息域に変化が出ています。今回の島野浦島のイノシシの例もそのひとつと考えることができます。
ヒトと野生生物がどのように折り合いをつけて共生していくのか、課題が突きつけられていると感じました。
※MRTテレビ「Check!」11月13日(木)放送 「Check!調査班」から










