宮崎市の大淀川で見つかった不発弾の処理は今月17日に実施されることが決まり、当日は付近の住民らを対象に避難指示が出されることになっています。
想定される区域には、イベントが予定されていた宮崎市民プラザや高齢者が入居するグループホームもあり、関係者が対応に追われています。
宮崎市役所近くの大淀川で見つかった不発弾。
今月17日に処理作業が行われる際には、不発弾が置いてある場所からおおむね半径400メートル以内が警戒区域となり、このエリアの住民らを対象に午前10時から避難指示が出されます。
(玉岡克希記者)
「避難指示が出ている区域には、宮崎市役所以外にもホテルやマンションなどが数多く立ち並んでいます。宮崎市の中心部なだけに、生活への影響は避けられそうにありません」
対象区域には、イベントなどで利用される施設も含まれています。
宮崎市民プラザでは、17日にイベントや研修会でおよそ800人の利用を見込んでいましたが、全館休館することを決定。
8日、職員たちは断りの電話をかけたり、休館を知らせる張り紙を掲示したりする作業に追われました。
(宮崎市民プラザ 羽木本光男館長)
「今回、不発弾という特別な事情ですので、(利用者には)大変申し訳ないなと思っています。市民プラザを利用される方が、安心に利用できるように(処理)していただければなと思っています」
一方、高齢者が入居する「グループホーム太陽」は、当日の対応に頭を悩ませています。
入居者18人のうち、家族が迎えに来られるのは4人だけで、残る14人は施設側で避難させる必要がありますが、移動手段や受け入れ先など具体的な方法はまだ決まっていません。
(グループホーム太陽 井上素子さん)
「宮崎市の担当の課の方にも相談しながら、安全に配慮して、迅速に避難ができるような対応をしていきたいと思っています」
17日の不発弾の処理作業は、2時間半から5時間程度かかる見込みで、宮崎市は、対象区域の住民や施設に早めの準備と協力を呼びかけています。
【参考】
不発弾の処理に伴い、警戒区域の避難対象となるのは、約1100世帯1700人です。
当日は、避難所として宮崎小学校と小戸小学校など3か所が開設され、このうち、市総合福祉保健センターは、特に配慮が必要な人の専用スペースを設けるということです。







