今年度の宮崎県文化賞に宮崎大学の國武久登教授が選ばれました。
國武教授は、長年、ブルーベリーの葉の研究をしてきました。いったい、どんな研究なのでしょうか。
今年度の県文化賞に選ばれたのは宮崎大学農学部長の國武久登教授です。
7日の授賞式では、國武教授に賞状とメダルが贈られました。
國武教授が長年、研究を続けたのはブルーベリーの葉。
C型肝炎ウイルスの増殖を抑えるなどブルーベリーの葉が様々な機能性を持つことを発見した國武教授は、世界初となる葉を収穫する専用の品種、「くにさと35号」を開発。
また、県や企業などと共同でのどあめやハーブティーを商品化させるなど、地域産業の活性化にも大きく貢献しました。
(宮崎県文化賞を受賞・宮崎大学農学部長・國武久登 教授)「研究って本当に最初は地道なところから始まって、おもしろみがないというのが非常に多いかもしれませんけど、その中から一つ新しい成果が見つかった時の喜びというのはこの上ないものがある。それを若い世代の研究者に一つでも二つでも一緒に話ができる機会があればいいなと思っている」
県は、國武教授の研究を紹介するパネル展を来月16日から県防災庁舎で開くことにしています。







