宮崎県新富町の食材を使ったイベントが、初めてシンガポールのレストランで開かれました。主催したのは新富町の地域商社です。
地域の食材を海外へ発信する取り組みが進んでいます。

もっといろいろな世界に新富町のものを持っていきたい

今月1日と2日、シンガポールのレストランで開かれた食の交流イベント。
ふるまわれたのは新富町の食材を活用した料理で、この日のために現地のトップシェフが考案した特別メニューです。

小嶋崇嗣町長も現地にかけつけ、PRしました。

(新富町 小嶋崇嗣町長)
「生産をされるみなさんが心を込めた材料を、きょうはシンガポールへ持ってきました。ぜひ、堪能していただければと思います」

イベントを企画したのは、新富町の地域商社「こゆ財団」。
地元特産品の販路拡大を図ろうと、シンガポールやマレーシアで40店舗以上を展開する飲食グループ企業の協力を得て、シンガポールで初めて開催しました。

(こゆ財団・広報ディレクター 日高桃子さん)
「これまで新富町が台湾を中心として輸出事業はかなり力を入れてるのですが、『もっといろいろな世界に新富町のものを持っていきたい』という思いもあって、今回、この企画を実現しました」