がん治療を続けながら 看護師としてさまざまな患者のケアにあたる

実は、土日さん自身も、2022年に乳がんと告知されたがん体験者の1人。

およそ2年間抗がん剤治療を受け、現在もホルモン療法のため、定期的に病院に通っています。

(土日ルリ子さん)
「辛かったことは、やっぱり抗がん剤で吐き気があってご飯が食べれないことと、髪の毛が全部抜けて、つるつるになって、やっとここまで生えたんですけど、まだ生えないなというところで、今もちょっと、もうちょっと髪の毛欲しいなとか思ったりします」

そんな闘病生活の中でも土日さんが仕事を休んだのは10か月間だけ。
がんの治療を続けながら、宮崎市の総合病院で看護師として、さまざまな患者のケアにあたってきました。

(土日さんの同僚)
「副作用とかあって、本当は辛いだろうなと思うのですが、そういう弱音を全然吐かなくて、いきいきと仕事をしていた」