経済的に苦しい中学生の高校進学を支援する「みやざき子どもほほえみ基金」の運営委員会が宮崎市で開かれ、昨年度は39人に20万円ずつ給付したことが報告されました。
「みやざき子どもほほえみ基金」は、子どもの支援活動などに取り組む奉仕団体「宮崎キワニスクラブ」が2015年に設立したものです。
15日は、寄付団体の関係者らが出席した運営委員会が開かれ、昨年度は応募があった72人のうち39人の中学3年生に高校進学の支援金として1人あたり20万円を給付したことが報告されました。
これで支援金を給付した生徒は341人にのぼりました。
(みやざき子どもほほえみ基金 兒玉邦彦 事務局長)「支援を受けた人が、次なる支援につながるような協力をしてもらえれば、すごくうれしいと思っている。社会を支える人物として人材として大きく育ってもらえればと思う」
「みやざき子どもほほえみ基金」では、今年度も来年4月に高校に進学する生徒35人前後に支援金を給付することにしています。