29日の宮崎県内は各地で30℃以上の真夏日となりました。30日からは、一旦、涼しくなりますが、県内は今後も真夏日を観測する見込みで、体調管理に注意が必要です。

29日の県内は、朝にかけて流れ込んだ暖かい空気と日中の日差しの影響で各地で気温が上昇。

最高気温は、西都市と宮崎市で32.2℃、延岡市で32.1℃などと、17の観測地点のうち9つの地点で30℃以上の真夏日となりました。

(県民)
「なかなか夏が長い。毎年、毎年、暑くなりますね」
「(バイトの)行き帰りが暑い。9月10月は涼しいイメージでしたけど」
「ボチボチ涼しくなってくれたらいいなと思うんですけどね。子どもは保冷剤で頭を冷やしてあげないといけない」

ただ、29日夜以降は秋の空気が入る見込みで、暑さは一休みとなりそうです。

(野田俊一郎 気象予報士)
「あす、それから、あさって木曜日の朝くらいまではしっかり秋らしい朝晩が感じられると思いますし、昼間の暑さも今までのムシムシしてまとわりつくような暑さから、秋らしいからっとした暑さに変わってきます」

その一方で、暑さへの注意はまだ必要です。

今年観測した真夏日の日数は、宮崎市で97日、西都市で96日と各地で過去最多となっていて、今後もこの記録は更新されそうです。

(野田俊一郎 気象予報士)
「まだ来週にかけても県内各地真夏日が予想されています。(宮崎市は)140年の観測の歴史の中で初めて、真夏日の日数が100日に達することになりそうです。熱中症予防をしっかり心がけてください」

この夏、私たちを悩ませた厳しい暑さ。この暑さに翻弄される日は、もう少し続きそうです。