宮城県で開催された女子プロゴルフの「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」で、宮崎市出身の菅 楓華 選手が悲願のツアー初優勝を果たしました。
プロ2年目、宮崎市出身の菅 楓華は、最終日、首位と2打差の10位タイでスタート。
まずは、1番で10メートルのバーディートライをしっかりと沈めます。
これで勢いに乗った菅は続く2番・3番もパットをしずめ、3連続バーディー。
一気に首位争いに加わります。
パー3の15番では、ティーショットがグリーン奥へ。
優勝に向け正念場となりますが、ピン横1.5メートルに寄せるナイスアプローチを見せ、パーで切り抜けます。
菅は、17番・18番でも連続バーディー。
最終日を8バーディー・1ボギーの65と猛チャージを見せ、優勝の行方は後続の選手に委ねられます。
そして、菅は見事、ツアー初優勝。うれし涙が溢れました。
(ツアー初優勝 宮崎市出身・菅楓華選手・20歳)
「ギャラリーの皆さま、1週間、あ間違えた…えっと、3日間ありがとうございました。きょうはトップと詰められる差だったので、ビッグスコアを出そうと思って強気でスタートしました。また、2勝目・3勝目目指して頑張りますので、応援よろしくお願いします」
【参考】
今季の女子プロゴルフ、宮崎県関係の選手たちの活躍が光っています。
7月に永峰咲希選手(30)、5年ぶり3度目
8月に柏原明日架選手(29)、6年ぶり3度目、
9月に荒木優奈選手(20)、初優勝
そして、28日に菅 楓華選手(20)、初優勝
を遂げています。

荒木選手と菅選手は日章学園高校出身で、おととしの鹿児島国体ゴルフ競技女子の部で宮崎県代表が初優勝を果たした際のメンバーです。