災害発生時の連携体制を強化しようと、消防と警察による合同訓練が、宮崎市で行われました。

23日は、宮崎市消防局の隊員や県警察本部の機動隊員などおよそ30人が参加し、大雨による土砂崩れで、車に人が閉じ込められた想定で行われました。

訓練では発火や感電などの二次災害を防ぐために、車のバッテリーを取り外す手順を確認。

そして、閉じ込められた人を救助するため窓ガラスを割る訓練が行われました。

(宮崎県警察本部警備部機動隊 松崎亮介第1小隊長)
「隊員間の意思疎通、顔の見える関係を築いて、現場で被災者で災害が起きた場合には、現場でスムーズに対応できるようにしてもらいたいと思っております」

警察と消防では、今後もこうした訓練を通して、災害への備えを強化していきたいとしています。