JR日南線の利便性向上に向けた取り組みです。
宮崎市の高校生が、JR日南線の運行情報などを提供するアプリの開発を進めています。

アプリの開発は、佐土原高校の情報技術科と産業デザイン科の3年生あわせて9人が、課題研究としてJR九州と共同で取り組んでいるものです。

開発を進めているアプリ「JRにちナビ」では、日南線を走る列車の位置情報を地図上で表示するほか、遅れ時間などの運行情報を確認することができるということです。

(佐土原高校情報技術科3年 竹内強太さん)
「誰もが利用できる、使いやすくて、見やすいアプリができればと思っている」
(佐土原高校産業デザイン科3年 駒田芙侑香さん)
「宮崎らしい暖かい配色と人の賑やかさをイメージして作っています」

(JR九州宮崎支社 吉村一喜支社長)
「私たちにはない発想や斬新なアイデアがあるので、アプリにも期待したい」

JR九州が高校生とアプリ開発に取り組むのは今回が初めてで、佐土原高校では、今年度中にアプリの完成と運用開始を目指したいとしています。