新富町の航空自衛隊新田原基地所属の練習機が愛知県で墜落した事故で、中防衛大臣は安否不明となっている搭乗員とみられる体の一部が見つかったと発表しました。
愛知県犬山市で起きた墜落事故では、T4練習機に搭乗していた新田原基地に所属する井岡拓路1等空尉31歳と網谷奨太2等空尉29歳の行方がわからなくなっています。
犬山市の入鹿池では16日、これまでで最も多い延べ680人という大規模な態勢で捜索が行われ、安否不明となっている搭乗員とみられる体の一部が見つかり、小牧基地に搬送したということです。
損傷が激しく、身元などはわかっていません。
この発表をめぐって、中谷防衛大臣は当初、「搭乗員らしきもの」と発言しましたが、その後、再び会見を開き、「体の一部」という表現に訂正しました。







