ガスを使った応急的な調理方法や活用方法を知って、災害への備えの意識を高めようと宮崎県日南市で講習会が開かれました。

県LPガス協会未来創造委員会が開いた講習会は、災害時の一時避難場所にもなっている「道の駅きたごう」で行われ、災害看護などを学んでいる日南学園看護科の生徒らが参加しました。

講習会では、耐熱のビニール袋を使って炊飯する方法や、災害時に燃料不足問題が起きても比較的入手しやすいLPガスを使用したガス発電機の操作方法などを学びました。

(生徒)
「ガスがあることで簡単に米が炊けたり、電気が点いたりすることが学べた」
(宮崎県LPガス協会未来創造委員会 来須信博実行委員長)
「一般家庭にも設置しているLPガスなので、緊急時にすぐ準備できる燃料の一つとして役立てられる」

主催者は災害に備えておくだけでなく、被災した時のことも考え、対応を身に着けてほしいと話していました。