緊張と不安で押しつぶされそうですけど、その気持ちも吹っ飛ばして

また、高音のソプラノパートでは。

「もう一回いきまーす!」「きついね」「きついね」

(ソプラノパートリーダー 岩橋春菜さん)
「できる人の近くにいって、耳済ませて、本番までちょっとしかないから、これは覚えてください、死ぬ気で」

生徒たちが何度も繰り返しているのは、第九の中でもメインとなるパート。
ただ、高音が続くため歌い終わった後は…

(生徒たち)
「喉痛いね」「一回、みんな、お茶飲んで!」

(記者)「きつそうですね」
(ソプラノパートリーダー 岩橋春菜さん)
「きついです~!高くて、しかも、高いところが続いたりするから、めっちゃきついです。緊張と不安で押しつぶされそうですけど、その気持ちも吹っ飛ばして、宮学生の『第九』を指揮者の佐渡さんに届けたいなと思っています」


本番で1万人のコーラスをまとめるのは、世界的指揮者の佐渡 裕 氏。

必死で「第九」の練習に励む生徒たち。万博の舞台に立つという経験は一生の思い出になりそうです。

(宮崎学園高校合唱部副部長 島中瞬空さん)
「1万人の人と第九という有名な曲を歌えるのを楽しみに頑張りたいです」
(宮崎学園高校合唱部副部長 山本百合菜さん)
「万博の会場で1万人で歌えることを幸せに思って、響きを楽しみながら歌いたいと思います」

(宮崎学園高校合唱部 上村 心 部長)
「普段少人数で歌っていて、1万人で歌うとなるとあんまり実感的なものはないんですけど、圧倒されるんだろうなと、すごくわくわくしています」



(全員で)「万博、頑張るぞー!!!」

「1万人の第九」は万博初日の13日、午前9時ごろから行われるということです

※MRTテレビ「Check!」4月11日(金)放送分から