いよいよ、13日、大阪・関西万博が開幕しますが、その初日のイベントに宮崎の中高生も出演します。
それが宮崎学園高校と中学校の生徒なのですが、1万人でベートーヴェンの「第九」を大合唱するイベントに参加します。
生徒たちに意気込みを聞きました。

13日に開幕を迎える大阪・関西万博。その初日に行われるのが、「1万人の第九」です。
毎年12月に大阪で行われる恒例のイベント「サントリー1万人の第九」。
これと同じように、万博の初日にも1万人が大合唱することになっています。
その大舞台に立つことになったのは、宮崎学園高校の合唱部。
2年生と3年生の15人、そして、中学生5人も参加します。

(記者)「ドイツ語の歌は初めて?」
(三好美結さん・中3)「初めてです」
(記者)「どうですか、ドイツ語の歌は?」
(三好美結さん・中3)
「難しい」
(小八重颯希さん・中2)
「日本語は意味が分かるから、こういう気持ちを込めたらいいというのが分かるけど、ドイツ語は意味が分からないから」

およそ20分間という長い楽曲の「第九」。
1か月ほど前に楽譜をもらったという生徒たちは、初めてのドイツ語の歌詞に苦戦している様子です。

(宮崎学園高校合唱部 上村 心 部長)
「ド、ラ、ソーが取れてない、微妙だね。もう一回」
男子生徒たちは全員が同じパートを担当。
部長の上村 心(れん)さんを中心に、テンポや音程を確かめながら練習に励んでいます。

(宮崎学園高校合唱部 上村 心 部長)
「難しいですね、なかなか当てはめるというのが、なかなか(歌詞が)読めても歌うとまた違う」

一方、こちらはアルトパート。
(パートリーダー 木宮楽乃さん)
「なんか、すごい高くなるところもあれば、すごい低くなるところもあるので、音域がすごく広くなるのが難しいなと思う」

