日南市では、中学生と高校生が津波の被害をシミュレーションできる防災用アプリを使った避難訓練に臨みました。
日南市大堂津で避難訓練を行ったのは五ヶ瀬中等教育学校と日南高校の生徒合わせて12人です。
訓練は生徒たちが海岸にいる際に南海トラフ地震が発生したという想定です。
生徒たちは津波避難訓練アプリ「逃げトレ」を使い安全な高さの場所に向かっているかを確認しながら避難場所を目指しました。
(五ヶ瀬中等教育学校・柴田心望さん)「一応避難成功はしたが、高いところに逃げた感じがしなくて不安だったのと、『来た道を戻りなさい』みたいな看板もあってちょっと分かりにくかった」
(日南高校・山河佑仁さん)「大堂津に関してはあまり土地勘がないので、どこに逃げたらいいか分からなかった」
生徒たちは、23日、宮崎市青島で行政関係者らと意見交換をすることになっています。