サイバー犯罪の被害を防ごうと、「ひなたサイバーセキュリティフェスティバル」が宮崎市で開かれました。

このイベントは県サイバーセキュリティ協議会「MiCS(ミックス)」が毎年この時期に開いているものです。

会場にはSNS型投資・ロマンス詐欺の被害を疑似体験できるコーナーが設けられ、訪れた人は、手口や予防策などについて学んでいました。

(体験した人)「投資詐欺の体験をした。こういう手口でだまされていくのかなと少し思ったし、お金がないと思う時には危険かなと」

さらに、MRT公認の宮崎ご当地Vチューバー「日向海(ひなみ)フェニカ」も登場。ウェブサイトの閲覧中に警告画面が表示され、金銭をだまし取ろうとする「サポート詐欺」などについて注意を呼びかけました。

去年、県警に寄せられたサイバー犯罪に関する相談は1680件で、内容は電子決済サービスを使った詐欺や悪質商法などについてが多いということです。

MiCSは今後もこうしたイベントを開催し、サイバー犯罪の抑止につなげていきたいとしています。