総務省の家計調査をもとにした去年1年間の1世帯あたりのギョーザ購入額が発表されました。
宮崎市は、2年連続で全国2位でした。

いまや宮崎の名物となったギョーザ。
その購入額をめぐっては、これまで静岡県浜松市や栃木県宇都宮市と全国1位の座を争ってきました。

(武澤直穂記者)
「ギョーザ日本一をめぐって繰り広げられてきた戦いは、きょう、決戦の時を迎えます」

そして、7日、宮崎空港で去年1年間のギョーザ購入額の結果が発表されました。

宮崎市の1世帯あたりの年間購入額は3517円。
1位の浜松市には549円及ばず、2年連続の全国2位でした。

一方で、100世帯あたりの年間購入頻度では、5年連続となる日本一に輝きました。

(宮崎市ぎょうざ協議会 渡辺愛香会長)
「市民・県民の皆さんが本当にたくさん買っていただいた、ギョーザ愛がつまった数字なので、私としては大事な数字でうれしい」

セレモニーのあとには、空港の利用客らに焼きたての宮崎ギョーザがふるまわれました。

(県民)
「うまみがあってよかった、おいしかったです」
「1週間に1回くらいは食べたくなるので、きょうもできたてを食べられておいしい」

(観光客)
「(宮崎に)きのう来たんですけど、その時にギョーザが有名と知って、食べたらめっちゃおいしかった」
「何個か試してみたいと思って、5種類買った」

宮崎市ぎょうざ協議会は、今後も購入額と購入頻度全国1位を目指して、宮崎ギョーザのPRに力を入れたいとしています。

ギョーザの購入額の調査は、スーパーや専門店で購入した生ギョーザや調理済みのギョーザが対象となっていて、冷凍や外食、飲食店のテイクアウトは含まれません。

過去5年間のギョーザ購入額のランキングです。


宮崎がギョーザの街として注目を集め始めた2020年は3位でした。

その後、協議会発足しイベントが開催されるなど盛り上がった結果、2021年に初めて日本一に!
翌年も1位となりましたが、おととし、そして、去年は浜松市に日本一の座を明け渡しています。

今年の戦いはすでに始まっていますから、「ギョーザの街 日本一」奪還に向け、食べていきたいものです。