都城市では、宮崎県の防災救急ヘリと消防がタブレット端末を活用して、災害現場での救助にあたる連携訓練が行われました。

これは、災害現場でのタブレット端末の有効活用を目的に都城市消防局が開いたものです。

訓練は、山林で高所作業車が横転し、作業員1人が崖下へ滑落したとの想定で行われ、隊員らは、県の防災救急ヘリから消防局の指令課などを通して、現場の指揮本部のタブレット端末へと送られてきた映像を見ながら、情報収集を行いました。

このあと、ヘリポートに降り立った防災ヘリが器材を積んで、災害現場へと再び飛び立ち、消防が崖下から救助した要救助者1人を引き上げました。

都城市消防局では、今後もこうした訓練を重ねて、関係機関とのさらなる連携強化を図りたいとしています。