VRアプリを使いながら人工肛門などの「ストーマ」の装着に理解を深める体験会が延岡市で行われました。

延岡市で行われた体験会では、大腸の疾患などで人工肛門を作った人、いわゆるオストメイトを支援しようと宮崎大学附属病院の外科医や看護師などが開発したVRアプリが使われました。

アプリにはストーマの装着を疑似体験できるものなど、7つのコンテンツがあり、この日は当事者と接することが多い市の職員が体験しました。

(アプリを体験した市職員)
「手順が体験できるということで、不安が取り除けるんじゃないかと思いました」(宮崎大学医学部 甲斐健吾助教)
「外見から伝わらないような障害をどう認知していくかということが非常に重要になってますので、内部障害というところを皆さんに知ってもらうそういう機会になればなと思ってます」

延岡市では、毎月第2、第4木曜日に事前予約制で体験会を実施することにしています。