選挙の投票率アップに向けた取り組みです。
選挙について関心を高めてもらおうと、宮崎市の中学校で、清山市長が講師を務めたオンラインの出前講座がありました。
15日の出前講座は宮崎市内の中学校11校で行われ、このうち、大塚中学校では、3年生およそ190人が参加しました。
オンラインで講師を務めたのは清山市長で、若者の投票率の低さが課題になっていることなどを説明したほか、生徒たちの質問に答えました。
(大塚中学校3年 内海遥斗さん)
「もし、選挙で自分の考えが合う政党や立候補者が見つからない場合には、どのような観点で着目して投票するとよいですか?」
(宮崎市 清山知憲市長)
「どちらかといえば自分の考えに近い政党に投票するのが、私は非常に重要じゃないかなと思っている」
(大塚中学校3年 堀 繭鈴 さん)
「きょうの講座で若い世代の投票率が少ないことがわかったので、有権者になったらきょうの講座のことを思い出して、ぜひ投票に行ってみようと思った」
去年の衆院選で、県内の18歳と19歳の投票率は32.87%となっていて、宮崎市は今後も投票率アップに向けた取り組みを続けたいとしています。