2024年8月、宮崎県小林市の岩瀬ダムで大繁殖していたのは外来植物となるウキクサ。現場では信じられない光景が広がっていた。

このウキクサが12月になっても 大繁殖しているという。

「岩瀬ダム」は小林市を流れる岩瀬川と大淀川の合流点付近に位置する宮崎県営のダム。


2024年8月、上空から岩瀬ダムを見ると鮮やかな黄緑色が際立って見えていた。

ウキクサのそのほとんどは、ウオーターレタスと呼ばれる「ボタンウキクサ」だ。

(垣内記者)
「根の長さ80センチぐらいあるんじゃないでしょうか?横幅も30センチぐらいはありそうです。葉っぱは結構丈夫で、周りに小さな毛が生えているので、ふわふわしていてすごい触り心地はいいです」  

    
もともと「ボタンウキクサ」は、観賞用として輸入された熱帯原産のサトイモ科の植物で「特定外来生物」に指定されている。

岩瀬ダムでは2023年10月にウキクサが確認され、11月には約11ヘクタールに繁殖。


宮崎県では、2024年2月から4月にかけて除去作業を行い1ヘクタールまで減らした。
その直後の写真がこれだ。