責任のある年代を襲う乳がん
女性がかかるがんで最も多い乳がん。
その患者数は年々増えていて、20年前は日本人女性の25人に1人がかかると言われていましたが、現在は、9人に1人がかかると言われています。

(さがら病院宮崎・玉田修吾院長【乳腺外科医】)
「乳がんの患者さんで多いのは、40代から60代の患者さんがピークを迎えます。
子どもさんがお年頃で大変だったりとか、それから親がちょうど介護が必要になったりとかするような形で女性としても非常に忙しい、責任のある年代を襲うがん」

県内の検診受診率は1割程度
リスクが高まっている一方で、県内の検診の受診率は、1割程度にとどまっています。
医師は、定期検診とセルフチェックの大切さを訴えます。

(さがら病院宮崎・玉田修吾院長【乳腺外科医】)
「例えば、胃がんとか大腸がんとか肺がんは自分で触ることはできませんが、乳房の中にできたしこり、これを自己検診によって自分で発見することができる。
セルフチェックを行うことによって早期発見につながる」
