社会人野球日本選手権の九州地区予選が、8日、宮崎市で開幕し、宮崎県勢は宮崎梅田学園と新海屋が1回戦に臨みました。

社会人野球日本選手権の九州地区予選には、九州各県からあわせて11チームが出場。
トーナメント戦と敗者復活戦を行い、3チームが10月から大阪で開かれる本戦へ出場します。

4年ぶり2回目の本戦出場を目指す宮崎梅田学園は、福岡の苅田ビクトリーズと対戦しました。

4回に先制を許した宮崎梅田学園。しかし、そのウラ、すかさず反撃します。

1アウト2塁とし、バッターは4番・堤がライト前ヒット。
同点に追いつくと、なおもチャンスは続き、6番・岡崎がレフト前ヒット。逆転に成功します。

また、6回には、岡崎がソロホームランを放ちます。

ホームランでリードを広げると、その後も打線に火がついた宮崎梅田学園が着実に得点を重ね8対1で勝利!
2回戦へ駒を進めました。

(ホームランを放った 宮崎梅田学園 岡崎大星選手)
「まず1回勝ってほっとした気持ち。(ホームランは)いかないかなと思ったが、風に乗ってくれて入ってくれてよかった。明日も全員で一丸となって試合に向けて勝ちに向けて野球できたらいい」

(宮崎梅田学園 高田昌宏監督)
「初戦の難しさというところを、みんなわかってくれて、勝ちきったということは大きい。当たり前のプレーを当たり前にという意識でみんなにはやっていってもらいたい」

一方、創部2年目で初出場の新海屋は沖縄のエナジックと対戦。1対7で敗れ、公式戦初勝利とはなりませんでした。

九州地区予選は、8日から5日間、宮崎市のアイビースタジアムとSOKKENスタジアムで行われます。