木質バイオマスを活用した「白甘えび」の完全国産養殖を目指して、宮崎県串間市に陸上養殖施設が建設されることになりました。
串間市役所で行われた企業立地調印式では、南部環境エナジーと日本陸養、白甘海老販売の3社が協定書に署名し串間市の島田市長と協定書を交わしました。
この計画は、串間市内の敷地に食品加工施設などを併設した陸上養殖施設を建設。3社が持つ技術を合わせて、「白甘えび」の完全国産養殖に取り組み、串間市の新たなブランド化を目指します。
この事業では、建築廃材などを再利用した木質バイオマスを活用して、海水温を30度に保ち、「白甘えび」の成長を促すことが可能になります。
養殖施設は、来年3月下旬の操業開始を目指しています。