先の集落が孤立状態に「ここを通れるようにしないとどうしようもない」
これまでも台風が来るたびに甚大な被害を受けてきた椎葉村。
被害を受けるたびに住民たちが力を合わせて復旧作業を行ってきました。



この日も、復旧作業が進められていました。
(尾前賢了さん)
「上に3軒民家があるので、まだそこが孤立されているから、ここを通れるようにしないと」

建設会社を営む尾前賢了さんは、村道に積もった土砂の撤去作業を行っていました。
この道路の先の集落が孤立状態になっているといいます。
(長友記者)
「道は完全にこの道しかないんですか?」
(尾前賢了さん)
「もうこの1本しかない。ここを通れるようにしないとどうしようもない。幸い椎葉は業者は多いので、範囲は広いけど、復旧は割と早い方。仮復旧は、割と早い方なのかもしれません」


翌日、この場所を訪れると、土砂は撤去され、車で通ることができるようになっていました。

一時、孤立状態になっていた集落を訪れ、住民に話を聞きました。
(一時孤立していた住民)
「台風が来る前に、1週間くらいは車で動けなくなるのではないかと思ったから、買い出はしていた」

道が通れなくなることをあらかじめ想定していたといいます。
(一時孤立していた住民)
「木が倒れてたものだから、それを切って、協力しあって、住民もしてくれていたと思います。(復旧を)早くしてもらうなら、みんなで協力し合わないと」


